ロボットでものづくりへの興味育む
2015/02/06 Fri. 13:25 [edit]

電子部品メーカーの村田製作所(村田恒夫社長、京都府長岡京市)は6日、久慈小学校でロボットを用いた出前授業を開催しました。
同社は2006年からものづくりの楽しさや失敗してもあきらめない精神力を伝えようと出前授業を行っていて、本県では初めての開催。
6年生約100人は、同社の部品や技術が詰まった自転車型ロボット「ムラタセイサク君」と一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん」の製作秘話や性能を興味深そうに見守りました。
ムラタセイサク君は自転車のタイヤ幅と同じく幅2センチの平均台を走行。左右で自動的にバランスをとり、ゆっくりと進むけな気な姿に児童は真剣な眼差しを送っていました。
開発スタッフの吉川浩一さんは「開発には失敗がつきもの。最後まであきらめずに何度も挑戦することが大事。皆さんのなかから技術者が誕生したらうれしい」と児童にメッセージを送っていました。
児童を代表して須藤結子さんが「ロボットはすごい機能だった。今日はあきらめない心を学んだ。本当にありがとうございました」と感謝していました。
吉川さんは「子どもたちには将来ものづくりの仕事に就いて、これからの日本を牽引するような存在になってほしい」と期待していました。




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