宇部さんが絵本出版 野田村保育所の避難行動が題材
2015/01/29 Thu. 12:12 [edit]
久慈市宇部町在住の詩人宇部京子さんは、東日本大震災で一人の死傷者も出さなかった野田村保育所の避難行動を題材した絵本「はなちゃんの はやあるき はやあるき」を出版しました。
大津波で大きな被害を受けた野田村にあり園児90人、職員14人の全員が無事だった野田村保育所。津波を想定した日頃の避難訓練が活き、全ての幼い命が守られました。
宇部さんは野田村出身。震災当時、義妹が同保育所に勤務していたこともあり絵本の製作を決意。同保育所職員に当時の様子を取材し、実際の避難路を歩くなどしてイメージを膨らませました。
出版社を通じて福島県出身のイラストレーターに絵を依頼。試行錯誤を繰り返し、この1月に出版にこぎつけました。
宇部さんは「震災はいつどこで起こるか分からないということや、どんなことでもやればできるんだということが伝わればうれしい」と絵本がもたらす効果を期待していました。

■はなちゃんの はやあるき はやあるき
作 宇部京子/絵 菅野博子 岩崎書店
価格 1,300円(税別)
大津波で大きな被害を受けた野田村にあり園児90人、職員14人の全員が無事だった野田村保育所。津波を想定した日頃の避難訓練が活き、全ての幼い命が守られました。
宇部さんは野田村出身。震災当時、義妹が同保育所に勤務していたこともあり絵本の製作を決意。同保育所職員に当時の様子を取材し、実際の避難路を歩くなどしてイメージを膨らませました。
出版社を通じて福島県出身のイラストレーターに絵を依頼。試行錯誤を繰り返し、この1月に出版にこぎつけました。
宇部さんは「震災はいつどこで起こるか分からないということや、どんなことでもやればできるんだということが伝わればうれしい」と絵本がもたらす効果を期待していました。

■はなちゃんの はやあるき はやあるき
作 宇部京子/絵 菅野博子 岩崎書店
価格 1,300円(税別)
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