陸中野田―田野畑間が運転再開 名物の眺望も復活
2012/04/04 Wed. 14:53 [edit]

三陸鉄道(望月正彦社長)は4月1日、北リアス線の陸中野田―田野畑間の運行を再開しました。
約13カ月ぶりの運転再開を記念して久慈、陸中野田、普代、田野畑の4駅でイベントを開催。普代駅では「駅―1グルメ&普代うまいもの市」と題してイカなどの炭火焼きや同村商工会青年部が「こんぶドッグ」を提供し、鉄道利用客の心をつかんでいました。
柾屋伸夫村長は「この1年、通勤通学など生活の足として三鉄の必要性を感じ続けてきた。今日の開通を村民とともに喜び合い、改めて利用促進を訴えていきたい」とあいさつしました。
午前10時20分に久慈駅を発車した2両編成の車両が同11時、普代駅に到着。団体ツアー客を含む多くの利用者や鉄道ファンが降車し、久しぶりにホームに活気がよみがえりました。野田村の安家川橋梁では徐行運転をし、乗客に太平洋を望む雄大な景色を贈りました。

三陸鉄道は2014年4月までの全線復旧を目指しています。

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